引きこもるようになったのは名門中学に通っていた2年生のころ。それから20歳まで続いたものの、学校や社会に不満を抱いていたわけではない。むしろ学業面でもスポーツ面でも優秀な成績を残し、友だちも多く順風満帆だったため、自分でも予期していなかったという。
「でも勉強も部活も真面目に一生懸命がんばっていたので、ずっと疲れてはいました。しかも駅から学校まで遠くて、体感勾配45度くらいの坂を上らなきゃたどり着かないので、重い教科書を何冊も抱えて登下校するのは肉体的にもしんどかったです」
「小6の夏くらいと遅れて受験勉強を始めて、たまたま受かってしまったので『俺は選ばれし者や!』とハイになっていた部分もあり、『常に優秀でいないといけない』と自分でハードルを上げていました」


