不調を訴え休養したのは2019年のこと。しかし2015年に自転車事故で右肘を骨折し、ずっと違和感を抱えながら競泳を続けていた。2018年には「自分でネクタイを結べない」とも発言しており、記録も伸び悩み始めていたため、しばらく本調子ではなかったのだろう。
「小学生のときに100点以外のテストをお道具箱の奥底に隠していたこともあったくらい、昔から人に弱みを見せるのが苦手なんです。そのときは掃除の時間に友だちが机を倒してしまった拍子にテストがぶわーっと出てきて、親にバレて叱られました(笑)」
「ちょっとしたことも、溜め込んで、溜め込んで、周りが先に『最近あいつおかしくない?』と気づき始めてから、バーン!と爆発するということが多く、だいたい体調を崩すなどストレスが目に見えるかたちで現れます」
たしかに空白期間こそほとんどなかったものの、振り返ると2011年にも国際大会代表選手選考会の直前に脱水症状を起こし、そのまま救急車で運ばれて出場辞退した経験がある。


